クルマを運転していて、ビックリするのが警告灯の点灯。
ふだんは意識することがないので、点灯したらどうしたら良いかわからないですよね・・・
僕も先代の車に乗っているとき、何度か点灯してビックリしました。
今回は警告灯のうち、エンジン警告灯が点灯する理由および対処方法をお伝えします。
エンジン警告灯が点灯する原因
まずエンジン警告灯ですが、速度メーターや回転数を示すタコメーターの下部に表示されます。
エンジン警告灯は黄色の丸で囲ったマークです。
エンジンをかけた時は全ての警告灯が点灯するので問題ありませんが、走行中にいきなり点灯した時は注意が必要。
点灯した時は、下記のような問題が発生している可能性があります。
- アイドリング時のエンジン回転数の異常
- 燃焼噴射の異常
- 点火タイミングの異常
- バッテリー端子の接続不具合
- その他エンジンの不具合
上記のように原因はさまざまで、エンジン警告灯が点灯しただけでは原因の特定は難しいです。

要するに「エンジンの調子が悪い」ってことだね
エンジン警告灯が点灯した時の状況
僕のクルマのエンジン警告灯が点灯したのは8月。妻の実家を訪れた時でした。
点灯以前からエアコンが全く効かない状態でしたが、この時は「エアコンの冷媒ガスが無くなったのかな?」と思っていました。
妻の実家からの帰りに高速道路を走行中していましたが、その時にエンジン警告灯が点灯!
初めて&高速道路走行中だったので、かなり焦りました・・・
そのまましばらく走行していると、どこからか「カラカラ」という音がし、さらに水温計を見ると一番上のHマーク部分まで目盛りが達していました。
「やばい!」と思い、車を道路の端に停めてしばらく様子見。
10分後にエンジンを起動してみると水温は下がり、エンジン警告灯も付いていなかったので、そのまま走行しました。
しかし数分後には再びエンジン警告灯が点灯&水温が上昇。
すぐ先にパーキングエリア(PA)があったので入ることにしました。
その後の対応
このまま走るのはキケンであると感じたため、ロードサービスに連絡しました。
ボンネットを開けて状態を確認したもらったら、オーバーヒートを起こしているとのこと。
このまま走行させるのはキケンなので、自動車保険に付帯していたレッカーサービス(けん引)を利用して自動車修理工場に運んでもらいました。
自動車修理工場でくわしく見てもらったところ、原因は次のとおり。
- ラジエーターから冷却水が漏れている
- 冷却水が減っていた状態で走行したので、残っていた冷却水も空っぽになった
- 冷却水がない状態で走行を続けたので、オーバーヒートを起こした
なおラジエーター(radiator)とはエンジンルーム前方にある、このような平べったい部品です。
今回はラジエーターを交換してもらいました。
オーバーヒートした時に起こること
僕のクルマがオーバーヒートした時は、次のようなことが起こりました。
- エアコンが効かない
- 車内が暑くなる
- エンジン警告灯が点灯
- どこからかカラカラという音がする
- 水温が異常に高くなる(水温計が一番上の「H」部分を指す)
- コゲたようなニオイがする
また他の事例を見ると、次のような現象が発生することもあるようです。
- アクセルを踏んでもスピードが出ない
- アイドリングができずに停まってしまう
- ボンネットから煙が出る

こっ、怖い・・・・
事前の備えは超重要
普段はありがたみを感じることがない自動車保険ですが、本当に加入していて良かったです!
クルマが故障した場合は自分のチカラではどうにもなりませんが、保険についているロードサービスを使えばディーラーや修理工場まで運んでもらえます。
僕が加入していた自動車保険のレッカーサービスは15キロメートルまででしたが、特約がついていたので50キロメートル先の自動車修理工場まで無料で運んでもらえました。
また、今回は利用しませんでしたが、
- 宿泊が必要となった場合の宿泊費
- ディーラー or 修理工場から自宅への移動にかかる費用
についても補償してもらえるとのことでした。
もし自動車保険に加入していなかったり、補償内容がイマイチだった場合は自動車保険を見直しましょう!
どの自動車保険が良いか比べるのが面倒・・・という時は、自動車保険の一括見積サービスが便利です。
車種や走行情報を入力するだけ(約5分)で一括見積が完了するので、とっても簡単です!
まとめ
修理していったんは治ったものの、細かな不調が続いたため翌年の車検前に車を買い替えました。
17年も乗ったので、ある程度の不調はしょうがないですが、そんな時こそ自動車保険のありがたみを感じました。
長く乗っているクルマの場合は特に故障による事故がこわいので、前もって保証が手厚い自動車保険に加入するようにしましょう。
クルマは買い換えることができますが、命は一つだけです!