就職や転職するときに持っていると有利となるのが資格。
僕は世界遺産検定や簿記など、さまざまな分野の資格を持っています。
しかし最もたくさん持っているのがIT・パソコン系の資格。IT・パソコン系の資格はIT業界で働く方はもちろん、それ以外の分野で働く人にも役立ちます。
今回はオススメのIT・パソコン系の資格や、勉強の方法についてお伝えします。
資格取得するとさまざまなメリットあり
IT・パソコン系の資格を取得すると、さまざまなメリットがあります。
学生であれば、IT業界・非IT業界どちらでも就職活動に有利。
資格を取得しても即戦力となるのは難しいですが、ヤル気があると判断してもらえて評価もアップします!
社会人であれば、仕事に関する知識が身に付くことによってスキルアップに繋がったり、会社によっては資格手当や一時金が支給されることもあります。

転職にも役立つ!
資格は大きく分けて国家資格とベンダー資格
資格試験には国家資格とベンダー資格があります。
IT・パソコン系資格の国家資格の特徴は次のとおり。
・試験時間が長め(丸1日かかることも・・・)
・受験料が安め
ベンダー試験は製品を発売しているメーカーが主催している資格試験で、次の特徴があります。
・試験時間が短め
・受験料が高め(試験によっては数万円かかる)
・更新制度があったり、特定のバージョンのみ認定の場合がある
おもに国家資格は職種に関する知識、ベンダー試験は製品に関する知識が問われます。
非IT職の方向けのIT・パソコン分野の資格
非IT職向けの方は製品に関する資格ではなく、全般的な知識についての資格がオススメ。
たとえば次のような資格です。
・ITパスポート(ITの基礎知識があることを証明する資格)
・VBAエキスパート(VBAについての知識があることを証明する資格)
難易度はMOS→ITパスポート→VBAエキスパートの順で難しくなります。
VBAエキスパート試験はExcelとAccessそれぞれ、ベーシックとスタンダードの2つのレベルがあります。
事務職でもExcelやAccessを使うことが多い方なら、スタンダードレベルに合格すれば仕事にも役立ちます!

単純作業が時短できるよ
IT職の方向けのIT・パソコン分野の資格
IT関連の仕事に従事している人は、その分野に特化した資格がオススメですが、全般的に学びたい方は次の資格がオススメです。
・ITIL
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)はITサービスマネジメントのベストプラクティスについての試験で、システム開発・運用ともに知っていると役立ちます。
なお、試験代がめちゃめちゃ高いので注意。一番カンタンなfoundationレベルでも税込40,700円かかります。
キホンを押さえたら、あとは現在の仕事に関する資格。
JavaやOracleをはじめ、あらゆる製品に関する資格があるので取得しましょう!
IT・パソコン系資格の勉強方法
資格の勉強に必須なのは公式テキスト。
公式テキストがあれば、試験範囲や内容を抑えることが可能なので効率的に学習できます。
試験勉強のやり方については、こちらをご覧ください。

基本情報技術者試験などの国家資格の場合は、過去問題集がオススメ。
過去5年分ぐらいを購入してカンペキに解けるように勉強すれば、対策バッチリです!
ベンダー試験の場合はping-tが勉強に最適。

ping-tはさまざまなベンダー試験の想定問題が充実しており、解説もとても詳しいので試験によってはこれだけで合格点に達することが可能です。
国家試験、ベンダー試験ともなるべくパソコンにソフトをインストールして、実際に操作しながら覚えると理解しやすくなります!
独学での勉強がニガテなら、フォーサイト(Foresight)がオススメです。
国家資格を中心に独学では時間のかかる試験についてバッチリ対応。
またフルカラーのテキスト、動画での講義、eラーニングを用いた勉強サポートがついているので、いつでもどこでも勉強可能です。
まとめ
今やパソコンは多くの業種で使われ、必須の知識ともいえます。
ITやパソコンに知識があったとしても、それを証明することができないのであれば就職や転職には役立ちません・・・
ぜひ資格を取得して役立てましょう!