仕事などでパソコンを使うさい、Excelを使うことも多いと思います。
使う機会が多いからこそ、効率的に操作しないと作業に時間がかかってしまいます・・・
作業短縮に必須なのはショートカットキー。自在に使えるようになれば作業時間を大幅に減らせます!
今回はExcelなどで使用するショートカットキーのうち、僕が仕事でよく使っていたもののみ使い方をお伝えします。
Excelとは
Excel(エクセル)とは、おもにパソコンで使用するソフトウエアのこと。
本来は表計算を行うためのソフトウエアですが、実際は資料作成に利用することも多いです。
Excelが使えるのはOfficeがパソコンにインストールされている、もしくはOfficeを購入してインストールした場合です。
インストールされているかは、画面左下のスタートメニューに『Excel』という項目があるかどうかで判断可能です。
IT系の仕事もExcel必須
IT系の仕事はExcelはあまり使わないと思われがちですが、バンバン使います。
僕が今まで携わった仕事はおもに
- システム開発(プロジェクトリーダー経験もあり)
- トラブル窓口
- インフラ運用
の3つ。どの仕事もデータを加工したり、資料を作ったりさまざまな目的でExcelを使っています。
そんなときはショートカットキーを使うことにより、大幅に作業時間を減らせます!

結果が同じなら短い時間でできた方がうれしい!
よく使うショートカットキー
今回紹介するショートカットキーは全てコントロールキーと他のボタンの組み合わせです。
まずキーボードの左下にある[Ctrl]キーを押したままにして、そのあと他のボタンを押してください。
なお、WindowsではなくMacをお使いの方は、[Ctrl]を[Command]に読み替えてください。
それではよく使うショートカットキー12個を順に紹介します。
[Ctrl]+[A]
Excelのデータのうち現在の位置を基準として、ひとまとまりのデータをすべて選択します。
下記の例ではA1セルを選択している状態で[Ctrl]キーを押しっぱなし、続いて[A]キーを押すことによりひとまとまりのデータがすべて選択されます。
ただし列Cや6行目のように何も入力されていない場合、それより右側or下側のデータは選択されません。
[Ctrl]+[B]
選択しているセルの文字を太字にします。
[Ctrl]+[C]
選択しているセルの文字をコピーします。
コピーした時点では画面上の変化はほとんどありません(セルの周りがウネウネします)。
コピーした後、別のセルを選択して[Ctrl]キーを押しっぱなしで[V]キーを押すことにより、コピーした値が入力されます。
[Ctrl]+[F]
検索ウィンドウを表示します。
あとは『検索する文字列(N:)』部分に検索したい文字列を入力し、『次を検索(F)』を押せばシート内に指定した文字列が存在しているかを調べることができます。
[Ctrl]+[P]
印刷内容を指定する画面が表示されます。
プリンターが設定されていれば、この画面で『印刷』ボタンを押すことにより印刷処理が行われます。
[Ctrl]+[S]
Excelのデータを新規保存するための画面が表示されます。
この画面でファイル名、および保存場所を指定後、『保存(S)』ボタンを押すと保存されます。
[Ctrl]+[V]
コピー([Ctrl]+[C])、または切りとり([Ctrl]+[X])した値を貼り付けます。
こちらがコピー後にA5セルを選択、[Ctrl]キーを押しっぱなしで[C]ボタンを押した場合の結果です。
こちらが切りとり後にA5セルを選択、[Ctrl]キーを押しっぱなしで[C]ボタンを押した場合の結果です。
[Ctrl]+[X]
選択しているセルの文字が切り取られます。
コピーした時点では画面上の変化はほとんどなく、切り取ったのち別のセルで[Ctrl]キーを押しっぱなしで[V]キーを押すことにより、切り取られた値が入力されます。
[Ctrl]+[Y]
直前に行った操作を繰り返します。
たとえば行を削除したあと、そのまま[Ctrl]キーを押しっぱなしにして[Y]キーを押すとその行も削除されます。
[Ctrl]+[Z]
直前に行った操作を取り消します。
たとえば間違いで行を削除してしまった場合、そのまま[Ctrl]キーを押しっぱなしにして[Z]キーを押すと削除する前の状態にもどります。
[Ctrl]+[;]
選択しているセルに当日日付が表示されます。
下記の結果はセルの書式が『文字列』の場合ですが、前もって別の書式を指定しておけば、その書式で表示されます。
日付を入力したいけれど、すぐに思い出せない場合に便利です!
[Ctrl]+[:]
現在の時間が表示されます。
下記の結果はセルの書式が『文字列』の場合ですが、前もって別の書式を指定しておけば、その書式で表示されます。
作業を実施した時間をメモしたい場合に便利です。
Excel以外でも使えます
今回はExcelの場合を例に説明しましたが、その他のアプリケーションでも今回紹介したショートッカットキーが使えます。
たとえばメモ帳などのテキストエディタの場合、以下2つ以外はそのまま使用可能です。
- [Ctrl]+[:]
- [Ctrl]+[;]
まとめ
今回紹介した12個のショートカットキーを駆使すれば、作業効率が大幅にアップすること間違いなし。
操作も難しくなく何度か使えば覚えられるので、ぜひ使ってみましょう!