Excelなどの作業を超効率的に!覚えるべきショートカットキーは12個のみ

 

仕事などでパソコンを使うさい、Excelを使うことも多いと思います。

使う機会が多いからこそ、効率的に操作しないと作業に時間がかかってしまいます・・・

作業短縮に必須なのはショートカットキー。自在に使えるようになれば作業時間を大幅に減らせます!

今回はExcelなどで使用するショートカットキーのうち、僕が仕事でよく使っていたもののみ使い方をお伝えします。

Excelとは

Excel(エクセル)とは、おもにパソコンで使用するソフトウエアのこと。

本来は表計算を行うためのソフトウエアですが、実際は資料作成に利用することも多いです。

Excelが使えるのはOfficeがパソコンにインストールされている、もしくはOfficeを購入してインストールした場合です。

Office(オフィス)はExcelやWordなど、さまざまなアプリケーションをまとめたパッケージ製品です

インストールされているかは、画面左下のスタートメニューに『Excel』という項目があるかどうかで判断可能です。

スタートメニュー内のExcel

 

IT系の仕事もExcel必須

IT系の仕事はExcelはあまり使わないと思われがちですが、バンバン使います。

僕が今まで携わった仕事はおもに

  1. システム開発(プロジェクトリーダー経験もあり)
  2. トラブル窓口
  3. インフラ運用

の3つ。どの仕事もデータを加工したり、資料を作ったりさまざまな目的でExcelを使っています。

時には数千、数万件のデータを加工する必要があります

そんなときはショートカットキーを使うことにより、大幅に作業時間を減らせます!

寅次郎
寅次郎

結果が同じなら短い時間でできた方がうれしい!

 

よく使うショートカットキー

今回紹介するショートカットキーは全てコントロールキーと他のボタンの組み合わせです。

まずキーボードの左下にある[Ctrl]キーを押したままにして、そのあと他のボタンを押してください。

ショートカットキー一覧

なお、WindowsではなくMacをお使いの方は、[Ctrl]を[Command]に読み替えてください。

それではよく使うショートカットキー12個を順に紹介します。

[Ctrl]+[A]

Excelのデータのうち現在の位置を基準として、ひとまとまりのデータをすべて選択します。

下記の例ではA1セルを選択している状態で[Ctrl]キーを押しっぱなし、続いて[A]キーを押すことによりひとまとまりのデータがすべて選択されます。

ただし列Cや6行目のように何も入力されていない場合、それより右側or下側のデータは選択されません。

ショートカットキー(Ctrl+A)

[Ctrl]+[B]

選択しているセルの文字を太字にします。

ショートカットキー(Ctrl+B)

すでに太字の場合は、細字に変換されます

[Ctrl]+[C]

選択しているセルの文字をコピーします。

コピーした時点では画面上の変化はほとんどありません(セルの周りがウネウネします)。

コピーした後、別のセルを選択して[Ctrl]キーを押しっぱなしで[V]キーを押すことにより、コピーした値が入力されます。

ショートカットキー(Ctrl+C or Ctrl+X)

[Ctrl]+[F]

検索ウィンドウを表示します。

あとは『検索する文字列(N:)』部分に検索したい文字列を入力し、『次を検索(F)』を押せばシート内に指定した文字列が存在しているかを調べることができます。

ショートカットキー(Ctrl+F)

[Ctrl]+[P]

印刷内容を指定する画面が表示されます。

プリンターが設定されていれば、この画面で『印刷』ボタンを押すことにより印刷処理が行われます。

ショートカットキー(Ctrl+P)

[Ctrl]+[S]

Excelのデータを新規保存するための画面が表示されます。

この画面でファイル名、および保存場所を指定後、『保存(S)』ボタンを押すと保存されます。

ショートカットキー(Ctrl+S)

すでに名前を付けて保存している場合は、上書き保存されます

[Ctrl]+[V]

コピー([Ctrl]+[C])、または切りとり([Ctrl]+[X])した値を貼り付けます。

こちらがコピー後にA5セルを選択、[Ctrl]キーを押しっぱなしで[C]ボタンを押した場合の結果です。

ショートカットキー(Ctrl+V)

こちらが切りとり後にA5セルを選択、[Ctrl]キーを押しっぱなしで[C]ボタンを押した場合の結果です。

ショートカットキー(Ctrl+V)

[Ctrl]+[X]

選択しているセルの文字が切り取られます。

コピーした時点では画面上の変化はほとんどなく、切り取ったのち別のセルで[Ctrl]キーを押しっぱなしで[V]キーを押すことにより、切り取られた値が入力されます。

ショートカットキー(Ctrl+C or Ctrl+X)

[Ctrl]+[Y]

直前に行った操作を繰り返します。

たとえば行を削除したあと、そのまま[Ctrl]キーを押しっぱなしにして[Y]キーを押すとその行も削除されます。

[Ctrl]+[Z]

直前に行った操作を取り消します。

たとえば間違いで行を削除してしまった場合、そのまま[Ctrl]キーを押しっぱなしにして[Z]キーを押すと削除する前の状態にもどります。

[Ctrl]+[;]

選択しているセルに当日日付が表示されます。

下記の結果はセルの書式が『文字列』の場合ですが、前もって別の書式を指定しておけば、その書式で表示されます。

ショートカットキー(Ctrl+;)

日付を入力したいけれど、すぐに思い出せない場合に便利です!

[Ctrl]+[:]

現在の時間が表示されます。

下記の結果はセルの書式が『文字列』の場合ですが、前もって別の書式を指定しておけば、その書式で表示されます。

ショートカットキー(Ctrl+:)

作業を実施した時間をメモしたい場合に便利です。

 

Excel以外でも使えます

今回はExcelの場合を例に説明しましたが、その他のアプリケーションでも今回紹介したショートッカットキーが使えます。

たとえばメモ帳などのテキストエディタの場合、以下2つ以外はそのまま使用可能です。

  • [Ctrl]+[:]
  • [Ctrl]+[;]

 

まとめ

今回紹介した12個のショートカットキーを駆使すれば、作業効率が大幅にアップすること間違いなし。

操作も難しくなく何度か使えば覚えられるので、ぜひ使ってみましょう!