いつも元気にもりもりエサを食べるイヌやネコが、急にエサを食べなくなったら心配ですよね・・・
エサを食べなくなる原因として体調の問題の場合もありますが、飽きただけの場合もあります。
今回は見分ける方法と、エサに飽きた場合の対処方法についてお伝えします。
エサを食べなくなる原因
ペットがエサを食べなくなった場合、おもに次の原因が考えられます。
- 加齢による食欲減少
- 体調不良
- エサに飽きた
ネコの場合、7歳を超えるとシニア期に入ります。
人間と同じで、年をとると食欲が減少するのは自然なことなので心配ありません。
加齢や飽きただけであれば問題ないですが、体調不良により食べなくなった場合は注意が必要です。
体調の問題か見分ける
体調不良か、それとも別の原因かを見分けるには、まずエサを何時間食べていないかを確認してください。
仔ネコ(生後半年ぐらいまで)の場合は12時間以上、大人ネコ(生後1年以上)の場合は24時間以上何も食べない場合は体調に何らかの原因があると考えられます。
この場合は動物病院に連れて行ってください。
また、吐いた後にぐったりしていたり、下痢している場合も注意が必要。この場合も急いで動物病院に連れていく必要があります。
エサを食べない原因
体調に問題が無いにも関わらず、エサを食べなくなる原因は次のことが考えられます。
- 何らかのストレスがかかっている
- エサに飽きた
- エサが古くなった
- エサが好みの味ではない
- 食器の問題
- ただの食べムラ
『1』のストレスは引っ越した直後だったり、新たな猫を飼いだした場合など環境の変化により食欲がなくなることがあります。
『2』『3』『4』はエサの問題。
エサが酸化してマズくなったり、そもそもネコの好みの味ではない場合があります。
小島家の猫(茶トラの寅次郎)は『チャオちゅーる』が大好きですが、なぜかホタテ味は好きではなく、ほとんど食べませんでした。

やっぱりカツオ味が一番!
今まで好きだったエサでも、シニア期に入るなど好みが変わることがあります。
『5』の食器の問題は古くなったエサのニオイがとりきれていなかったり、深すぎor浅すぎなど食べにくい形状の場合、食べなくなることがあります。
『6』の食べムラは、ただエサを食べる気分ではないだけなので心配ありません。
ネコはもともとダラダラ何回かに分けて食べる習性を持っているので、数時間食べないだけであれば大丈夫です。
エサを食べなくなった場合の対策
エサを与えた時に食べづらそうにしているなら、食器が原因である可能性があります。
食べやすくするため、浅め&広めな皿がオススメ。
エサが古くなっているなら、なるべく小分けになっているものを購入するとエサの参加を抑えられます。
ドライタイプのエサ(カリカリ)でも、開封して1カ月以上経ったものだと酸化が進んでしまい、味が悪くなり、体にも悪影響です。
また、シニア期(7才~)のネコにはシニア用のキャットフードがオススメです。
それでもエサの食いつきが悪くなった場合、残っているエサと新しいエサを混ぜるのもオススメ。
好みではなかったエサの場合でも、混ぜることにより全部食べてくれることが多いです!
そして最後の手段は『チャオちゅーる』や『またたびパウダー』と混ぜること。
どんなに食欲が無くても、この2つが混ざっていれば食欲100パーセントアップです!
まとめ
どのような対策をしても食欲がない場合、吐いたり下痢をしていなくても体調に何らかの問題があるかもしれません。
その時はいちど動物病院で見てもらうようにしてください。