旅行中にデジカメが破損・・・クレジットカード付帯保険で保険金を請求する手順を紹介!

 

旅行中にデジタルカメラを落としたことはありませんか?

僕も何度も落としたことがあり、そのまま電源が入らなかったことも・・・

そんな場合はクレジットカードに付帯している保険が使えますが、知らないor面倒という理由で申請しない場合もあるかもしれません。

しかし、それはモッタイナイです!

今回は僕の体験をもとに、クレジットカード付帯の保険を請求する方法についてお伝えします。

壊れた時の状況

僕がカメラを壊したのは2018年。

旅行中、カメラで風景を撮影しようとしたときに服のポケットからカメラが落ち、そのまま地面(アスファルト)に激突しました。

その後カメラの電源を入れたものの、まったく反応なし。充電はしたばかりだったので間違いなく壊れたと思われます・・・

寅次郎
寅次郎

おっちょこちょいだね・・・

カメラは2012年に購入したコンパクトカメラで、購入価格は約24,000円

かなり長いあいだ使っていたし、そろそろミラーレスカメラに買い換えようと思っていたのでショックは少ないですが、せっかくなのでクレジットカード付帯の保険を請求することにしました。

 

持っているクレジットカード

僕が持っているクレジットカードは楽天プレミアムカード

年会費はかかりますが、旅行保険は自動付帯で、なにより空港ラウンジを自由に使うことができるプライオリティパスがタダで手に入ります。

年会費を含めてもプライオリティパスを直接契約するより、かなりオトクな料金で手に入ります

楽天プレミアムカード

 

保険金を請求

それでは実際にクレジットカートに付帯されている携行品損害保険の申請手順を紹介します。

楽天プレミアムカードの場合、携行品損害保険は海外旅行のみ付帯しています

1.保険会社に電話

まずは楽天カード保険デスクに電話しました。

・破損してから30日以内に電話する必要があります
・保険デスクは年中無休24時間対応可能です

電話ではオペレーターから事故の経緯を聞かれたのち、申請に必要な書類についての説明がありました。

申請に必要な書類は後日送ってもらえ、電話から4日後に到着しました。

2.申請に必要なものを準備

申請に必要となる下記の書類を準備しました。

  1. パスポートのコピー
  2. 破損したカメラの外観写真
  3. 修理報告書(または修理見積書)
  4. 保険金申請書

 

パスポート(コピー)は顔写真のページ、および入出国スタンプが押されたページのコピーが必要でした。

僕の場合、日本入国時は顔認証ゲートを利用したためスタンプが押されていませんでした。
そのような場合は、搭乗券の半券かEチケットがあれば良いそうです。

 

また、修理報告書はデジタルカメラのメーカー(僕の場合はPanasonic)に修理を依頼した時にもらえる書類です。

保険金の申請前にPanasonicのサイトから修理依頼をし、壊れたデジタルカメラを宅配便でPanasonicの修理センターに送りました。

しばらくするとメールで『部品が無いので修理不可』との連絡あり。6年以上前に発売された機種なので仕方が無いですね・・・

なお、修理報告書は1週間後に送られてきました。

修理報告書

保険金申請書も保険デスクに電話することにより送付してもらえました。

保険金申請書

申請書は2枚あり、1枚目は『海外旅行保険金申請書(携行品損害・賠償・各種費用保険金用)』

申請者の情報や保険金の振込先口座、クレジットカード情報を書きます。

保険金申請書

2枚目は『携行品損害(生活用動産)事故内容報告書』

事故に関する情報(日時・場所・状況など)を書きます。

保険金申請書

 

修理報告書保険金申請書パスポートのコピー破損したカメラの写真をまとめて返信用の封筒に入れポストに投函すれば手続きは完了です。

破損したカメラの画像をExcelにはりつけたものを印刷しました

 

なお、保険金を請求できるのは壊れた場合や盗まれた場合のみです。

「いつの間にか壊れていた」という理由では請求できないので、注意してください。

寅次郎
寅次郎

ズルする人もいるから仕方ないよね・・・

3.保険金支払い

申請書類を送ってから1週間後ぐらいに保険会社から封筒が届きました。

封筒が届く以前にメールや電話での連絡はありませんでした

封筒を開くと、中には保険金支払いに関しての書類。

支払保険金額が書かれた紙

書類には支払われる保険金が書かれており、僕の場合は9,000でした。

金額は『取得額 – 減価償却済の価格 – 自己負担金額(免責金額)』の式で算出されているようです。

取得額24,000円 ー 減価償却済の価格12,000円 ー 自己負担金額3,000円 = 9,000円
減価償却:年月が経過するごとに、もともとの価値から減少するとみなされる価値(金額)のこと
免責金額:保険を使う場合、申請した人が支払う必要のある金額のこと

 

保険は自動付帯と利用付帯があります

クレジットカードにはさまざまな保険が付帯していますが、注意点があります。

それは自動付帯利用付帯があること。

自動付帯のクレジットカードは持っているだけで保険が利用できます。

しかし利用付帯の場合は、旅行に関する費用をそのクレジットカードで支払っている必要があります。

旅行に関する費用とは、航空チケット代ホテル代空港までのタクシー代などです

楽天プレミアムカード自動付帯なので問題ありませんでした。

 

楽天プレミアムカードに付帯されている保険

クレジットカードにはそれぞれ旅行保険が付帯していますが、内容はカード毎に異なります。

楽天プレミアムカードの場合、下記の保険が付帯しています。

国内旅行の場合
・傷害死亡保険金 ー 5,000万円
・傷害後遺障害保険金 ー 最高5,000万円
・入院保険金 ー 日額5,000円
・手術保険金
海外旅行の場合
・傷害死亡/後遺障害 ー 最高5,000万円(うち自動付帯4,000万円)
・傷害治療費用 ー 最高300万円
・疾病治療費用 ー 最高300万円
・賠償責任 ー 最高3,000万円
・携行品損害 ー 最高50万円(うち自動付帯30万円)
・救援者費用 ー 最高200万円

僕が利用したのは海外旅行のうちの携行品損害です。

 

壊れたカメラは売れる?

保険金はもらったものの、壊れたカメラは手元にあったのでハードオフに売りに行ってみました。

「ジャンク品あつかいで100円ぐらいで売れないかな・・・」と思っていましたが、残念ながら買取不可でした。

買取不可の理由は「電源が入らず、壊れた場所が特定できない」とのことでした

使い道もなかったので、結局燃えないゴミとして捨てました。

 

まとめ

購入してから6年も経過しているにも関わらず、9,000円も保険金がもらえるとはビックリしました。

申請もそれほど難しくはないので、もしカメラを壊したり盗まれた場合は忘れずに申請しましょう。

楽天プレミアムカードは補償も手厚く、プライオリティパスも無料でもらえるので旅行好きは必携です!