海外旅行でのホテル選びは治安の良い都市であれば、どこでも問題ありません。
しかし治安の悪いとされる都市のばあい、ホテル選びには特に注意が必要です。
僕も個人旅行で治安の悪い都市へ行ったことがあり、ホテル選びにはかなり気を使いました・・・
今回は治安の悪い都市でのホテルを選ぶポイント、および治安の悪い都市についてお伝えします。
治安の悪い国、都市
世界の中で治安が悪い地区が多いのはアフリカ、中東、南アメリカの3カ所。
場所によっては命の危険がある場合も・・・
より詳細な国・都市については外務省の海外安全ホームページで確認できます。
なお、日本からの観光客も多いアジアの主要都市のなかでは、次の3都市は治安が悪めです。
- マニラ(フィリピン)
- ジャカルタ(インドネシア)
- プノンペン(カンボジア)
僕はマニラとジャカルタを訪れたことがありますが、バンコク(タイ)やソウル(韓国)と比較すると「夜は歩きたくないな・・・」と感じました。

ノラ犬やノラ猫も多いよ
また、僕は世界40カ国100都市ぐらいを訪れていますが、その中で最も治安の悪さを感じたのはラ・パス(ボリビア)です。
昼間でも人通りの少ない道は歩きたくない雰囲気が漂っており、標高の高さ(約3,500~4,000メートルぐらい)からくる高山病で苦しんでいたこともあって「襲われたら抵抗できないな・・・」と感じました。
旅行前の準備で『ラ・パスは危ない』という情報は知っていたので、ここでのホテル選びには特に気を使いました。
ホテル予約で重視すべきポイント
治安の悪い都市でホテルを予約するばあい、重視するべきポイントは次の4つ。
- 治安の良い地区である
- ホテルのエントランスが大通りに面している
- 4ツ星以上である
- ホテルの入口は自動ドアになっている、またはドアマンが立っている
旧市街地区よりも新市街地区の方が治安が良いばあいが多いです。
また、ホテルのエントランス(入口)が大通り沿いにあれば人通りが多いので、危険な目に遭いづらいです。
キケンなのは夜遅くなった場合に、入口でインターホンを押して中からカギを開けてもらう方式。
その方式のホテルの場合、大通りから離れた場所にあることも多く、待っている間に襲われることも・・・
また日本では、どんなに宿泊料金が安いホテルでも従業員が宿泊客の貴重品を盗むことは考えられませんが、海外の都市ではありえます。
とくに治安の悪い都市ではキケンが大きいので、なるべく4ツ星(できればその地区で最高級クラス)のホテルに泊まれば確率は下がります。
僕が実際にラ・パスで探して泊ったホテルはこちらをご覧ください!

治安の悪い都市を訪れた時の注意点
治安の悪い都市を訪れた場合、気を付けるポイントがあります。
基本は外が暗くなってからは出歩かないこと。
海外は夜になると治安が急激に悪くなる場所が多いので、とくに注意が必要。
昼間でもなるべくタクシーを利用し、可能であれば複数人での移動がオススメです。

複数人いれば狙われづらくなるよ
また海外旅行のばあい、高級ブランドを身につけるのはNGです。
犯罪者に「私はお金持ちだよ~」と宣伝しているようなものなので、スリや危険な目に遭う可能性が大幅に高まります・・・
まとめ
治安が悪い都市に行く場合、いつもより500パーセント増しの注意が必要。
しかし、シッカリと対策しておけば必要以上に警戒する必要はありません。
あとは現地滞在を楽しみましょう!