パスポートを無くした!現地&日本で紛失した場合のそれぞれの対応方法

 

海外旅行でいのちの次に重要なのがパスポート。

パスポートが無いと日本から出国することができず、海外で落とした時は日本に帰国するのに手間がかかります・・・

今回は海外でパスポートを落としてしまった時の対応方法についてお伝えします。

僕も紛失しかけたことがあります

僕は一度パスポートを紛失しかけたことがあります。

場所は空港の手荷物検査場を抜けたフロア。そこで後ろから韓国人のご婦人に肩をトントンされ、振り返ると「パスポートを落としたよ!」と教えてくれました。

そのまま気がつかなかった場合は相当に困ったことになっていたので、本当に助かりました!

寅次郎
寅次郎

危なかったね・・・

海外旅行中にパスポートを紛失した場合

海外旅行中にパスポートを紛失した場合、そのままでは日本に帰ることができません!

日本に帰国するためには『帰国のための渡航書』を発行してもらう必要があります。

発行に必要となるのが次の書類。

  1. 紛失届 *現地の警察署で入手
  2. 紛失・盗難証明書(ポリスレポート) *現地の警察署で入手
  3. 渡航書発給申請書 *日本大使館・領事館で入手
  4. 証明写真(タテ45mm×ヨコ35mm、フチなし)
  5. 本人確認・国籍確認できる書類(免許証やパスポートのコピーなど)
  6. 旅程が確認できる書類(日程表、航空券など)

まず紛失・盗難証明書(ポリスレポート)ですが、旅行先の警察署かツーリストポリスで発行してもらえます。

紛失・盗難証明書(ポリスレポートは)下記の名称で呼ばれることもあります。
 ・遺失証明書
 ・事件届出証明書
 ・F.I.R.  (First Information Report)
 ・事件届出証明書:B.O.  (Boletim de Ocorrencia)
 ・ロストレポート

紛失・盗難証明書を発行してもらうには、本人が直接警察署に行く必要があるので注意してください。

警察署では「パスポートを落とした」ことを伝えればOK。あとは警察から書類がもらえるので、そこに必要な情報を記入します。

また、紛失届は現地の日本大使館・領事館に置いてあるので、ついでに申請すると効率的です。

なお、『帰国のための渡航書』は有効期限が7~10日と短いので、1週間以上の旅行の場合は取得タイミングが重要です。

本人確認・戸籍確認できる書類が無い場合は日本から戸籍謄本か戸籍抄本のコピーを送ってもらう必要があります
 

日本で紛失した&海外で紛失した場合の帰国後の手続き

パスポートを紛失した場合は再発行の手続きを行う必要があります。

手続きは各地のパスポートセンターに本人が訪れて手続きする必要があり、必要書類は次のとおり。

  • 紛失一般旅券等届出書(パスポートセンターに置いてあります)
  • 証明写真(タテ45mm x ヨコ35mm、6カ月以内に撮影)
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 紛失を証明する書類
紛失を証明する書類:
・家の中で紛失した場合 →事情説明書(パスポートセンターにあり)
・家の外で紛失・盗難にあった場合 →警察が発行した紛失・盗難を証明する書類(届出番号でもOK)
・火災などの災害で紛失・焼失した場合 →消防署や市区町村が発行する罹災証明書

なお、証明写真は紛失届と新規申請を同時に行う場合は2枚必要です。

寅次郎
寅次郎

一度に手続きしたほうが楽!

 

事前の備えも重要

紛失・盗難証明書(ポリスレポート)の発行には本来であればパスポートが必要です。

前もってパスポート(写真や名前、国籍などが書かれたページ)をコピー、またはそのページの写真を撮っておいてください。

また、『帰国のための渡航書』を発行してもらうには、現地の日本大使館や領事館を訪れる必要があります。

移動時間なども考慮しないといけないので、前もって日本大使館や領事館の場所を調べておきましょう。

寅次郎
寅次郎

滞在している都市にあるとは限らないよ

また、申請に必要なもの(証明写真やパスポートのコピーなど)も事前に準備しておくと楽です。

 

パスポートを携帯する方法

パスポートは無くさないように、パスポートケースに入れてカバンの中にシッカリと入れましょう。

空港ではパスポートを使う機会が多いので、手で持ったり服のポケットに入れがちですが落とす可能性が高くなるのでオススメできません。

お尻のポケットにパスポートを入れている

 

まとめ

旅行中にパスポートを紛失したら、気が動転して何をしたら良いかわからなくなります。

もしものことがあっても落ち着いて行動できるように、事前の備えはシッカリと行いましょう。