ロストバゲージに遭うと旅行のテンションがた落ち・・・もしもの場合の対応方法や事前の備えとは

 

僕が旅行で最もワクワクする瞬間は、目的地の空港に到着した瞬間です。

これからの楽しい旅行を想像せずにはいられません!

しかしロストバゲージが起こってしまうと、テンションは地の底に・・・

今回はロストバゲージした時の対応、および対策についてお伝えします。

ロストバゲージとは

ロストバゲージ(Lost Baggage)とは、空港で預けたスーツケースなどの荷物を紛失されてしまうことです。

紛失した荷物自体もロストバゲージと言います

 

飛行機を利用する旅行では、搭乗手続きする時に機内に持ち込めない荷物を預け、目的地の空港に到着した時に手荷物受取所(Baggage Claim)で受け取ります。

通常はターンテーブルに乗せられた手荷物を受け取りますが、まれに自分の荷物が出てこない場合が・・・

空港のターンテーブル

ロストバゲージは乗り継ぎの多い海外旅行で発生することが多いですが、発生確率はわずか0.55パーセントと言われています。

寅次郎
寅次郎

飛行機に1000回乗ったとしても5~6回だね

西暦2007年ごろまでは数パーセントの確率でしたが、近年は管理方法が向上されたこともあり確率が大幅に下がりました。

僕も西暦2000年以降に100回ぐらい飛行機に乗っていますが、運よくロストバゲージ経験は一度もありません。

 

ロストバゲージしたらどうする?

自分の手荷物が出てこない場合、手荷物受取所(Baggage Claim)内にあるロストバゲージ対応カウンターに行きます。

そこで荷物が無いことを伝え、荷物の半券を渡してください。

荷物の半券は搭乗券にシール等で付けられている場合があります

書類を渡されるので、そこに次のことを書きます。

  • 荷物の特徴
  • 旅行先での滞在先(日にち&複数の滞在先がある場合はそれぞれの滞在先と期間)
  • 日本の住所&連絡先

あとはロストバゲージの証明書をもらえるので、無くさないように保管してください。

 

なぜロストバゲージが起こる?

預けられた手荷物は手続き時に巻かれるタグの情報に従って、あなたの乗る飛行機に積み込む荷物に振り分けられます。

まれにタグの情報が読み取れなかった場合は手作業で振り分けますが、そこで行き先の異なる飛行機に振り分けてしまったり、そもそも手荷物数が多く、振り分けが間に合わないケースもあります。

国内旅行よりも海外旅行、直行便よりも複数の都市を経由する便(経由便)の方がロストバゲージが発生しやすいと言われています

空港の手荷物の運搬

 

ロストバゲージ対策

万がいちロストバゲージした場合を考えて、機内持ち込み手荷物には最低1日分の着替え、およびタオルを入れるようにしてください。

着替えとタオルさえあればシャワーを浴びることができるので、旅の疲れをスッキリと落とすことができます。

またスーツケースのなかに現金クレジットカードを入れるのはNG。

現地通貨を取得する方法が無くなるので、空港から市内に移動できなくなります・・・

寅次郎
寅次郎

お金やクレジットカードを預け入れ荷物に入れるのは禁止されてるよ

ロストバゲージ自体は空港側の不手際なので無くすことは難しいです。

しかし、見つけやすくすることは可能。

同じようなスーツケースの場合、持ち主を特定するのに時間がかかりますがスーツケースに名前や住所、連絡先を書いたネームタグをつけておくと特定しやすいです。

寅次郎
寅次郎

取り違え防止にも役立つよ

僕もネームタグをつけています(長く使っているのでボロボロです・・・)。

スーツケースのネームタグ

 

旅行保険に加入する

旅行保険によってはロストバゲージした場合の補償を受けられます。

ロストバゲージ補償は航空便遅延保険に含まれ、遅延した時の宿泊代や食費、スーツケースが見つからなかった場合はスーツケース代も補償してもらえます。

補償額には上限があります

 

まとめ

ロストバゲージしても見つかる確率は70~80パーセントと意外に高め。

もしロストバゲージしても大丈夫なように手荷物の中に着替えを入れるなどして、もしもの場合に備えましょう!