クルマのハンドルが重い・・・考えられる原因と注意すべき点は?

 

以前、クルマに乗っているときハンドルがめちゃくちゃ重くなった時がありました。

あまりの重さに「どうなったの!?」とビックリ。

修理工場で調べてスグに原因は判明しましたが、「まさか・・・」と驚きました。

今回は車のハンドルが重くなる原因と、重くなった時の対処方法についてお伝えします。

ハンドルが重くなった原因(僕のケース)

ハンドルが重くなった車はスバルのフォレスター(2世代目)。その時点で購入してから15年近く経過していました。

定期的に点検はしていたものの、すでにかなりボロボロ。

同時期に走行中にエンジン警告灯が点灯する不具合も発生しています。

クルマのエンジン警告灯が点灯!おもな原因とオススメの対処方法
クルマを運転していて、ビックリするのが警告灯の点灯。 ふだんは意識することがないので、点灯したらどうしたら良いかわからないですよね・・・ 僕も先代の車に乗っているとき、何度か点灯してビックリしました。 今回は警告灯のうち、エンジン警告灯が点灯する理由および対処方法をお伝えします。

ハンドルが重くなった時は駐車場に停めていたクルマをバックで出すときで、体重をかけてハンドルを回さないといけないぐらいの重さを感じました・・・・

自動車修理工場までは、それほど遠くなかったので注意しながら運転。途中でエンジン警告灯も点灯し始めました。

寅次郎
寅次郎

めちゃ怖いね・・・

エンジン警告灯は黄色のマルで囲ったマークです。

エンジン警告灯

自動車修理工場で見てもらったところ、原因は『パワーステアリングのベルトが切れていたため』でした。

パワーステアリング(パワステ)とは、ハンドルの操作を補助するしくみです。
本来よりも少ないチカラで操作できたり、段差などでハンドルがショックを受けたさいに、そのショックを軽減してくれます。

修理はパワーステアリングのベルトを交換を交換するだけでOKでした。

 

ハンドルが重くなる原因(その他)

僕のケースはパワーステアリングベルトが切れたことが原因でしたが、その他の原因も考えられます。

ハンドルが少しだけ重くなっているか、それとも僕の場合のようにとても重くなっているかによって考えられる原因が異なるので、それぞれ紹介します。

少しハンドルが重い場合

少しだけハンドルが重い場合、もっとも考えられる原因はタイヤの空気圧が低くなっている(=空気が抜けている)こと。

パンクしていなくても、タイヤの空気はだんだんと抜けていきます。

空気が抜けると、地面との接地面積が増えて抵抗が増えるため重く感じます。

ハンドルがかなり重い場合

ハンドルが体重をかけないと回せないような場合、何らかの故障が考えられます。

はじめに疑うのはタイヤのパンク

パンクしているとハンドルが重く、かつ轍(わだち)にタイヤを取られた時のようにグネグネとしか走れません。

ほかの原因としてはパワーステアリング周りの故障が考えられます。

パワーステアリングはオイルを使った油圧式と、電気で制御する電気式がありますが、オイルが切れていたり電気系統の故障など発生していることもあります。

 

その他にはサイドブレーキ(パーキングブレーキ)の解除忘れも考えられます。

解除を忘れた場合、コゲ臭いニオイがするので気づきやすいですが、そのまま走行すると故障につながるので注意が必要です。

 

ハンドルが重くなった時はどうする?

ハンドルの重さを感じたら運転は厳禁です!

クルマをすぐに停車し、自動車保険に含まれているロードサービスに電話してください。

ロードサービスには指定のディーラーや自動車修理工場まで運んでくれるけん引(レッカー)サービスがついているので、それを利用すれば車とあなたを運んでくれます。

僕のように「短い距離だから・・・」と考えて運転すると事故などにより、命にかかわる可能性もあります。

寅次郎
寅次郎

いのち最優先で行動!

 

コマメな点検を心がける

クルマはコマメな点検が重要です。

新車の場合でも半年に1回、新車から5年を超えたり走行距離が5万キロメートルを超えているときは3カ月に1度はチェックするようにしましょう!

 

自動車保険が超重要

もし自動車保険に加入していなかったり、現在の補償内容に不満があった場合は保険加入/乗り換えの検討がオススメです。

しかし会社によって自動車保険を比較するのはメンドウですよね・・・

そんな時は自動車保険の一括見積サービスが便利。

車種や走行距離などを入力するだけ(所要約5分)で各社の見積もりができるので、とってもカンタンです。

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まとめ

自動車保険はふだんは意識することは少ないですが、今回のように故障したり事故した時にありがたみを感じます。

加入しているだけで安心度がまったく違うので、さまざまな保険を比較してみましょう。