猫を飼っていると、急に苦しみだして何かを吐き出そうとすることがあります。
僕も初めて見た時はビックリ。何か重大な病気じゃないかと思いました・・・
今回は猫が吐く原因と、毛玉対策についてお伝えします。
ネコが吐く原因
猫はよく「ケポッ、ケポッ」という音とともに吐くことがあります。
吐く原因はいろいろですが、もっとも多い原因は毛玉。
猫はグルーミング(毛づくろい)をしますが、その際に毛を飲み込んでしまい、胃の中に蓄積されると毛玉となって吐き出されます。
とくにラグドールやスコティッシュフォールドなどの長毛種の場合は毛の量も多くなるので吐きやすいと言われています。
毛玉を吐かないようにする対策
小島家の猫(寅次郎)も何度か吐いていますが、吐かないようにするために対策をいろいろ試しました。
今回は試した方法のうち、効果のあったものを紹介します。
ブラッシング
毛玉対策のキホンはこまめなブラッシング。
短毛種であっても週に1回、換毛期(かんもうき)は週に2回は行うようにしてください。
長毛種の場合、換毛期のあいだは毎日ブラッシングするぐらいでちょうど良いです。
ブラッシングはブラシを毛の流れに沿ってゆっくりと動かします。
ゴシゴシと力強く動かしてしまうと、猫が嫌がって逃げてしまうので注意が必要です。
小島家では、抜け毛の90%を取り除いてくれると評判のファーミネーターも使っています。
通常のブラシでは取り切れない抜け毛をゴッソリと取ってくれるので、とくに換毛期に役立っています。
換毛期ではない時期でも、ファーミネーターを使えばゴッソリ取れますよ。
猫草
猫草は大麦などの新芽で、ペットショップで栽培キットが売られています。
猫草を食べることにより、胃の中で消化されずに残った毛玉などの排出を助け、胃もたれや胸やけを解消してくれます。
ただし猫によっては、あまり食べてくれないことも・・・
小島家の寅次郎もあまり食べてくれませんでした。

何かニガテなんだよね・・・
毛玉ケア用のペットフード
毛玉の排出を助けてくれるキャットフードも各社から売られています。
食べることにより毛玉の排出を助けてくれるので、日ごろのブラッシングを合わせれば効果大です!
また、小島家では毛玉を除去してくれるアイテム『スッキリン』も使っています。
スッキリンはペースト状のフードで、チューブの中に入っています。
チューブから出すとこんな感じ。グミっぽいカタマリ感があります。
小島家では爪を切ったあとや、ブラッシングしたあとのご褒美として与えています。
与える方法はチューブから人間の指先ほどの量を出して、それをエサの皿の上に乗せます。
または指先につけて、そのまま猫に与えてもOK。ただし気を付けないと床に落ちてしまうので注意してください。

思ったより美味しい!
毛玉ケアをしないとどうなる?
おなかの中の毛玉が排出されないと、胃もたれや胸やけなどの原因になることも。
また、吐く頻度が数カ月おきなら心配はありませんが、吐く頻度が高い場合はカラダに負担がかかってしまいます。
また、吐こうとしているが吐き出せない場合は、胃の中の毛玉が大きくなりすぎて吐き出せない可能性も・・・
その場合はいちど動物病院で見てもらいましょう。
まとめ
小島家の寅次郎は何度か吐いたことがありますが、対策をすることにより全く吐かなくなりました。
吐くと猫のカラダにも負担がかかり、家も汚れてしまうのでシッカリ対策するようにしましょう!