なるべく損しない資産運用をしたいなら米国株がオススメ。日本株や中国株との違いとは?

 

あなたは資産運用していますか?

余ったお金を全て銀行に預金しているのであればモッタイナイです!

資産運用の方法はさまざまですが、今回は僕がオススメする米国株投資について、オススメする点や購入する銘柄の選び方についてお伝えします。

僕の投資歴

まず僕の投資歴から紹介します。

投資を始めたのは西暦2001年ごろ。日本株(自社株購入)と中国株投資を始めました。

そのあとは中国株投資を継続しつつ、日本株も自社株を売って個別株を購入。

米国株は2014年にテスラ、2017年にエヌヴィデアを購入し、そのまま数年株価を見ることなく放置しましたが、2020年1月ごろに中国株を全て売って米国株中心に移行しました。

いままで日本株・中国株・米国株をやりましたが、それぞれトータルでマイナスになったことはありません

 

仮想通貨やFXがおすすめできない理由

近年話題の仮想通貨ですが、僕は今のところやるつもりはなく、またオススメしません。

理由は投資ではなく投機であると考えているため。

投資:将来有望な投資先に資金を投じ、成長や配当を得ようとすること
投機:相場の変動を利用をして利益を得ようとすること

僕はトータルでなるべく損をしない資産運用を心がけていますが、仮想通貨は

  • どうやって利益をあげているかが理解できていない
  • どうなったら価格が上昇するか下落か理解できていない
  • 信用度が低い

であり、上昇するか下落するかの2択のギャンブルと同じため、やらないようにしています。

また、FXは以前やったことがありますが、上昇/下落が読めないのでやめました。

寅次郎
寅次郎

儲かったとしても、ただの運だよね

 

日本株や中国株と比較して米国株がオススメな理由

資産運用する方法として、僕がオススメするのは株式投資。

株式投資であれば将来株価が上昇するかどうかが読みやすいので、損をする可能性は低いと考えています。

株式は日本株のほかに外国株(中国株・米国株)もやったことがありますが、もっともオススメなのが米国株(アメリカ株)

まずはそれぞれの特徴を紹介します。

日本株
  なじみのある企業が多い
  為替の影響を受けない
 × 国の成長力が低い
 × 単元株制度がある

中国株
  国の成長力が非常に高い
  伸び盛りの企業が多い
 × 為替の影響を受ける
 × 企業の信用度が低い
 × 企業の情報が手に入りづらい

米国株
  国の成長力が高い
  全世界を対象とした企業が多い
  1株から購入できる
 〇 株主を大事にする文化がある
 × 為替の影響を受ける
 × 企業の情報が手に入りづらい

実は日本株は上級者向け。

日本株はバブル景気後の日経平均(代表的な株の株価平均)を見ると、下記のように30年経っても下落からようやく元の株価に戻っただけです。

日経平均の推移

日本は少子化が問題となっていますが、現在の出生率のままだと2050年には人口が8,000万人と、現在より4,000万人も減少することに。このような状態では、チカラのある企業は産まれずらいです。

また日本株は単元株制度というものがあり、トヨタ自動車の場合は100株単位でしか購入できません。

このため、1つの銘柄を購入するにも大金が必要となり、

  1. 購入できる銘柄が限られる
  2. 分散投資がしづらい

という問題があるため、小島家を含めた(資金に限りのある)一般家庭では安定した資産運用は難しいです。

 

中国株は経済成長に伴い株価の上昇も見込めますが、企業の信用度が低め。特に粉飾決算が多いです。

僕も購入した株が20倍以上の株価で売れたことがある半面、粉飾決算により上場廃止(=紙くず)になったことが何度かあります・・・

 

米国株は1株から購入できるため資金が少なくても購入しやすいです。

また、40年間の株価の平均を見ても、長期的に見れば右肩あがりです!

S&P500の推移

アメリカは株主に利益を還元する意識が高く、日本と比べて配当も高いです

また、アメリカの人口は2050年に3億8千万人に達する(現在より+20パーセント)と言われており、日本と比べると先行きも明るいです。

 

購入する銘柄の選び方

株は大きく分けて配当株(配当による利益を期待)成長株(成長による株価上昇を期待)があります。

配当株を選ぶ場合、僕は次のポイントを考慮しています。

  1. つぶれる可能性が低い
  2. 斜陽産業(たばこや石油など)ではない
  3. 配当は年間5パーセント以上

上記の基準をもとに、僕はAT&T(T)アッヴィ(ABBV)プルデンシャル・ファイナンシャル(PRU)などを購入しています。

カッコ内はティッカーコード(銘柄ごとに割り当てられたコード)です

 

成長株を選ぶ時に考慮するポイントは次のとおりです。

  1. 10年後ぐらいに大きく伸びそうな分野である
  2. その分野の中でも大手である
  3. 毎年売上高が増加し続けている

大きく伸びそうな分野はいろいろありますが、僕は次の分野が伸びると思っています。

  • 自動運転
  • ビックデータ解析
  • フィンテック
  • 植物肉
  • 遠隔診療
  • ゲノム編集
  • クラウドセキュリティ

僕が20代であれば宇宙事業関連の銘柄も購入していましたが、大きく発展するまでに30年以上はかかりそうなので除外しました。

寅次郎
寅次郎

30年後は生きてるか分からないしね・・・

また現時点で赤字であっても、将来の成長のための投資に使われているのであれば気にしません。

 

投資する割合、分散投資が大事

投資のキホンは余裕資金でやること。

「上がらないと生活が苦しい・・・」といった状態でやると、あらゆる判断を誤る可能性が高いです。

余裕資金のうちどれだけ株式投資するかは人によって異なります。

20代であればリスクがとれるので株の割合高め、50~60代であれば割合低めがキホンです。

僕は間をとって預金と株の割合を『1:1』としています。

そのほかに積み立てNISAで毎月数万円ずつ投資信託を購入しています

 

長期&分散投資がオススメ

将来的に何十倍の株価になる銘柄であっても、一時的に下げることもあります。

その下げる時期が購入直後の場合も・・・

また、リーマンショックや新型コロナウィルス感染拡大の影響で全体の株価が大きく下がった場合、「まだ下がり続けるのでは・・・」と考えて底値で売ってしまう(ろうばい売り)ことがありますが、最もダメなパターンです。

なるべく損をせずに資産運用をしたいなら、ずっと売らずに持ち続けてください。

ただし投資方針の変更をしたり、持っている銘柄が想定どおりに利益をあげられていない場合は売ってもOKです

僕も2020年頭にピンタレスト(PINS)を購入した直後に40パーセント減少しましたが、半年後には買値の4倍に上昇したことがあります。

 

また、損をしないためには分散投資も重要。

現在どんなに素晴らしい業績であっても、10年後に倒産する可能性はあります。

その場合、100万円を1銘柄に投資していれば全て失うこととなりますが、10銘柄に分割して投資していれば10万円を失うだけで済みます。

寅次郎
寅次郎

株に『絶対』は無いからリスク対策は重要!

 

まとめ

何度も繰り返しますが、資産運用は余裕資金で行うのがキホンです。

目先の増減にとらわれることなく、長期的な視野で運用すれば損をする可能性はほぼありません!