ネコやイヌの去勢・避妊はいつ頃やればいいの?行うメリットや注意点

 

ペットとして仔猫や仔犬を飼っている場合、時期をみて去勢や避妊を行う必要があります。

小島家で飼っている茶トラ猫(寅次郎)も去勢手術済み。

しかし手術する時期や手術前後の過ごしかたなど、わからないことがいっぱいありました。

今回は去勢や避妊が必要な理由、手術する時期などについてお伝えします。

ペットを去勢・避妊しない場合のデメリット

ペットを去勢・避妊しない場合の最大のデメリットは妊娠する/させてしまう可能性があること。

室内飼いしていない場合は特に可能性が高まります。

飼うことができるペットのは限られていることが多いので、可能性があるかぎり去勢・避妊しておくことが望ましいです。

 

発情期になると昼夜かまわず鳴いたり、スプレー行為(強烈なニオイのおしっこを壁や家具にかける)をしがち。

避妊・去勢手術を行うことにより、このスプレー行為も抑えられます!

オスの場合は精巣腫瘍、メスの場合は乳腺腫瘍について最初の発情期の前に去勢・避妊手術を行うことにより、かなりの確率で予防できるというデータもあります
寅次郎
寅次郎

メリットが多いなら手術した方がいいね!

 

去勢・避妊手術はいつごろ行う?

去勢・避妊手術は最初の発情期(生後7カ月目ぐらい)の前に済ましておく必要があります。

ただしある程度成長している必要があるので、生後6~7カ月目ぐらいがちょうど良いタイミングです。

 

オスの去勢手術の場合は全身麻酔をしたのち、睾丸を切開して精巣を取り出します。

費用は動物病院によって異なり、だいたい15,000円~25,000円日帰りが可能な場合が多いです。

メスの避妊手術も全身麻酔をした後、開腹して卵巣や子宮を取り出します。

費用はだいたい15,000円~30,000円。開腹手術のため動物病院で1~2泊する必要があります。

 

小島家のネコも去勢しました

小島家のネコ(寅次郎)も去勢手術を行いました。

手術を行ったのは生後6カ月目ぐらい。

元ノラネコなので、生まれた日は推定です

これぐらいの大きさの時でした。

生後半年の茶トラ猫

前もって電話で手術の予約を入れておき、手術の日時を決定しました。

前日の夕方からは絶食し、翌日朝に病院に預けます。

あとはその日の夕方に受け取りに行くだけでOK。

去勢手術なので日帰りです(避妊手術の場合は1~2泊する必要があります)

受け取った直後は少しションボリした感じでしたが、その日の夜はいつもどおりの元気さを取り戻しました。

なお、手術前はこんな感じ。

茶トラ猫(去勢前)

手術後は睾丸がキレイさっぱり無くなっていました。

茶トラ猫(去勢後)

寅次郎
寅次郎

寝てたら手術が済んでいた!

去勢・避妊手術後の注意点は?

手術直後はネコやイヌによっては傷口が気になる場合があり、舐めてしまうことも・・・

そのばあい傷口が開いてしまう可能性があるので、首にエリザベスカラーという保護具を装着する必要があります。

下記のようにエリザベスカラーを付けると、傷口をなめられなくなります。

エリザベスカラーを付けた猫

また、去勢や避妊手術を行うとや太りやすくなるので、専用のペットフードがオススメです。

 

まとめ

去勢や避妊を行わないと、大切なペットにも負担がかかります。

適切な時期に手術をしておけば、病気にもなりづらく鳴き声やスプレー行為に悩まされることもなくなります。

生後半年を過ぎたら、ぜひ検討しましょう!