飼っているネコやイヌを定期的に洗ってあげていますか?
全然洗わなかったり、暴れるから洗えなかったりする方もいると思いますが、定期的に洗うのがオススメ。
洗った後のふんわりとした毛は最高です!
今回はペットを洗う場合の流れ、および注意点についてお伝えします。
小島家のペットのシャンプー事情
小島家では茶トラ猫の寅次郎を飼っており、だいたい2カ月に1回のペースでシャンプーしています。
寅次郎はなぜかシャワーやドライヤーも全く嫌がらないので、洗うのもカンタン。
そのほか、動物病院での注射の時でも全く反応がないので、たまに「猫として大丈夫か・・・」と心配になります。

なぜ他のネコが怖がるのか理解できないよ!
シャンプーする手順
それでは小島家でシャンプーをする場合を例として、手順や注意点を説明します。
① 準備
まずは首輪をはずし、しっかりとブラッシングします。
毛なみを整えておくことにより、洗うときに毛が絡まずにスムーズに洗えます。
② カラダを濡らす
ぬるま湯でカラダを濡らします。
この際シャワーの勢いはやや弱めにし、お尻からだんだんと頭の方へ移動しながら濡らしてください。
シャンプーする
シャンプーはペット用を使います。
動物は毛で覆われていることもあり、人間よりも肌が弱め。人間用のシャンプーだと刺激が強すぎ、また舐めてしまうと健康に害が出ることも・・・
ペット用であれば配慮されているので安心です。
なお、洗うときは事前にシャンプーを洗面器で泡立てておき、それをカラダにかけます。
洗うときはチカラを入れすぎず、指の腹でマッサージするように洗うとペットも喜びます!
なお、わきの下部分は汚れが溜まりやすいので、シッカリと洗ってください。
洗い流す
ぬるま湯で洗い流します。
ひと通り洗ったのち、シャンプーの泡が残っていないことを確認してください。
水分を落とす
まずは手でカラダを抑えて余分な水分を落とします。
その後、吸水性の高いタオルで水分をシッカリと取ります。
ドライヤーで乾かす
最後はドライヤーで乾かします。
ドライヤーの音がニガテな場合が多いので、手早く乾かしてください。
なお近すぎるとヤケドする可能性もあるので、低めの温度にするか少し離れた場所から風を当てるようにします。
洗う頻度はどれぐらい?
ネコは基本的に自分でグルーミングするので、短毛種であればシャンプーは不要とされています。
しかし自分でグルーミングができない場所もあるので、短毛種であっても2~3カ月に1回はシャンプーした方が良いです。
イヌの場合は毎日散歩することもあり汚れやすいので、短毛種の場合で月2回、長毛種の場合は月1回の頻度でのシャンプーがオススメです。
洗わない方が良い時
ペットの体調が悪そうな(いつもより元気がない)場合や、ワクチン接種の前後1~2週間は洗わない方が良いです。
また毎週のように洗ってしまうと必要な皮脂も落ちすぎてしまうので、最低2週間は間隔を空けるようにしてください。
シャンプーを怖がらないようにする
シャンプーを怖がらないようにするには、次のことを心がけると効果的です。
- 仔犬、仔猫のころから水に慣れさせる
- 短時間で終わらせる
- 終わったあとにご褒美をあげる
大きくなってから、いきなりシャワーを浴びせると水がキライになることも・・・
小さいうちからお湯を入れた洗面器にペットを入れてあげると、カラダが濡れることにも慣れ、怖がらなくなります。
また、可能なかぎり短時間で終わらせることも重要。
事前に準備して、手早くドライヤーまで済ませましょう!
終わったら好きなエサをご褒美として与えれば、『シャワー=後で美味しいエサがもらえる』とポジティブな印象を与えることができます。
プロに任せる
「自分ではシャンプーができそうにない・・・」という場合はプロにまかせましょう。
イヌやネコを扱っているトリミングサロンであればシャンプーコースもあるので、手慣れたスタッフにお願いするとペットにも負担がかからずに楽です。
料金は場所やイヌやネコの種類、オプションなどによって異なりますが、だいたい5,000~15,000円です。

長毛種の方が高くなるよ
まとめ
カラダに付いたニオイや汚れを落とすのにシャンプー洗いは有効です。
特に換毛期は抜け毛もスッキリ取れるので、こまめに洗うようにしましょう!