社会人になると男女とも革靴を履く機会が増えます。
とくに本物の革を使った靴は見ためにも良く、僕も何足か持っていますがメンテナンス必須。
メンテナンスは適当にやってしまうと、逆に靴を傷めることに・・・
今回は革靴を履いた後、および定期的に行うべきメンテナンスについてお伝えします。
本革靴はメンテナンス必須
本革で作られた革靴は定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスしないと汚れが付着して取れなくなったり、表面がパサついて場合によってはひび割れてしまうこともあります。
また、濡れた状態で放置するとシミになったりカビが生えてしまうことも・・・

僕と同じぐらいメンテナンスが必要!
靴をはいた後のメンテナンス
革靴を丸一日履くと、靴にはかなりのダメージが加わります。
履いたあとは軽くブラシをかけ、シューキーパーをつけて直射日光が当たらない&風とおしの良い場所で保管してください。
ブラシは砂やほこりを落とす感じで、片足あたり3~5秒ぐらいかければOK。
シューキーパーはプラスチック製でも良いですが、木製だと通気性が高いのでさらにオススメです。
定期的なメンテナンス
履いた時以外にも、定期的なメンテナンスも必要です。
靴のメンテナンスに必要なアイテムは次のとおり。
・靴クリーム
・靴用ブラシ
・防水スプレー
・ウェス(布切れ)
ウェスは古くなったタオルを切ったものでOK。10~20センチ角で数枚あれば大丈夫です。
靴を磨く手順
僕が靴を磨く時の手順はこちら。
なお、本当なら靴ひもをすべて外してから行った方が良いですが、面倒なのでそのままメンテナンスしています・・・
1.靴用ブラシで全体のホコリを落とす
ブラシにはおもに馬毛と豚毛がありますが、ホコリを落とすのは馬毛ブラシが向いています。
2.汚れ落とし用クリームで古いワックスを落とす
ウェスにステインリムーバーを少しつけ、靴についた古い靴クリームを落とします。古いクリームがついたままだと革を傷めてしまいます。
2足分の靴の汚れを拭き取った後はウェスがこれだけ汚れます。
3.靴クリームをつけて磨く
新しいウェスに靴クリームをつけて拭きます。
クリームを塗ることにより靴にうるおいが加わり、しっとりとした手ざわりに。
クリームの色は革の色に近いものを選びますが、迷ったら無色タイプでOKです。
4.ブラッシングする
ブラシでこすってクリームをなじませます。豚毛のブラシが向いていますがなければ馬毛でもOKです。
5.防水スプレーをする
最後に防水スプレーを全体にかけて完了。
防水スプレーをかけることにより、水はじきが良くなるとともに汚れも付きにくくなります。
鏡面磨きは必要か?
鏡面磨き(きょうめんみがき)とは、靴のつま先部分をピカピカに輝かせる磨きかた。
とてもキレイに輝いて美しいですが、行うためにはワックスが必要となりコツをつかむまで時間がかかります・・・
「毎回やらないと!」と思うと、月一回の靴磨き自体が面倒となってしまうので、それならば専門店に任せたほうが良いです。

プロに任せよう!
靴のニオイが気になるときは
靴を長く履いていると、どうしてもニオイが気になりがち。特に夏はにおいがちですが、そんなときは『GRAN’S REMEDY』がオススメ。
中身はパウダー状になっているので、それを付属のスプーン1杯ずつ靴の中に入れてならすだけ。
あとは靴を履いて一日過ごせばニオイが激減します!
月1ペースで使っても数年間はもつので、とてもコスパが良いです。
まとめ
履いた後に軽くブラッシング&月一回クリームを塗るだけでも靴は長持ちします。
製法によってはソール(靴底)部分は取りかえられるので、定期的にメンテナンスすれば一生履くことができます。