おいしいコーヒーが飲みたい!豆の選び方やドリップコーヒーの淹れ方

 

朝起きた時や家事の合間の休憩時など、コーヒーを飲むとホッとしますよね。

僕もコーヒーが好きなので、一日に何杯か飲んでいます。

美味しいコーヒーを飲むためにいろいろ試していますが、今回はコーヒーの味を決める要素やオススメの豆についてお伝えしたいと思います。

小島家のコーヒー事情

小島家は共働きで、とくに朝は時間が無いのでインスタンスコーヒーが中心。

しかし休日は時間があるので、自分で豆を挽いてドリップコーヒーを楽しんでいます。

インスタントコーヒーと比較すると、味や香りも全然違うので日ごろの疲れがリフレッシュされます!

 

コーヒーの味を決める4要素

それではコーヒーの味を決める4つの要素について、カンタンに説明します。

豆の種類

コーヒー豆にはさまざまな銘柄があります。特に

  • ブルーマウンテン
  • グアテマラ
  • キリマンジャロ
  • コナ
  • マンデリン

といった銘柄が良く知られています。

銘柄によって『味のバランス(酸味、苦みの強弱)』『コク深さ(強め、弱め)』が異なり、これがコーヒーの味を決める大きな要素となっています、

焙煎度

まずコーヒー豆ですが、収穫される前のコーヒーの実はこんな感じ。

コーヒーの実

そして収穫し、中身を取り出して乾燥した状態がこちらです。

コーヒーの生豆

コーヒー豆といえば茶色のイメージがありますが、この時点では白色です。

これから焙煎(ロースト)することにより、コーヒー豆が茶色くなります。

コーヒー豆を焙煎する

焙煎する時間によって、次の8段階あります。

<浅煎り>

  • ライトロースト:酸味が強く、コーヒーの風味はほとんどない。飲むには適さない
  • シナモンロースト:シナモンに似た色で、酸味が強い。飲むには適さない

<中煎り>

  • ミディアムロースト:まろやかな酸味と苦みが特徴。アメリカンコーヒーに向いている
  • ハイロースト:酸味と苦みのバランスがよい。やや浅めのレギュラーコーヒーとして用いられる

<深煎り>

  • シティロースト:酸味は無く苦みも少ない。最も一般的な焙煎度合いでレギュラーコーヒーに用いられる
  • フルシティロースト:香ばしい香りとほんのりとした苦み。アイスコーヒーに向いている
  • フレンチロースト:苦みが強く、豆の表面に油分が浮いてくる。カフェラテに向いている
  • イタリアンロースト:最も深煎りで苦みと香ばしさが強い。エスプレッソに用いられる

コーヒーの種類によっておおよその焙煎方法が決まっていますが、好みによって変更してもOKです。

挽きかた

コーヒー豆の挽きかた(どの程度の細かさで挽くか)によってもコーヒーの味が違ってきます。

粉の細かさによって苦みや渋みが異なりますが、だいたいの目安は次のとおり。

  • 細挽き:苦みや渋みが強く出るので、短時間で抽出するエスプレッソに向いている
  • 中挽き:一般的な挽き方でドリップコーヒーなどに向いている
  • 粗挽き:苦味や渋みは弱い。プレスコーヒーに向いている

次に説明する抽出方法によっても味は変わってきます。

寅次郎
寅次郎

スターバックスは13段階の挽き方があるらしい!

抽出方法

抽出方法もさまざまで、これによって味や風味が大きく変わってきます。

代表的な方法は次のとおり。

エスプレッソ方式

蒸気圧を用いて抽出する方法で、ギュッと濃縮されたコクと苦みが特徴です。

通常よりもかなり小さな小さなカップで提供され、イタリアではたっぷりの砂糖を入れたて食後に飲むことが多いです。

エスプレッソコーヒー

ドリップ方式

もっとも一般的な抽出方法で、紙フィルターの中にコーヒー粉を入れたのち、お湯を注いて抽出します。

紙フィルターの代わりに布フィルター(フランネル)を使う方式はネルドリップと言います

フレンチ・プレス方式

プレス機にお湯とコーヒー粉を入れて抽出する方法です。

ドリップと比較すると、淹れる人による味の差が生まれにくくコーヒーの成分がそのまま抽出されるのでコーヒー本来の味わいが楽しめます。

フレンチプレス方式のコーヒー

サイフォン方式

サイフォンを用いて、空気圧により抽出する方法です。

香りが良く、ドリップコーヒーと比較するとコクや苦みが強く出やすいのが特徴です。

サイフォン方式のコーヒー

 

淹れる手順

それではドリップコーヒーを美味しく淹れる手順を紹介します。

豆の保管

コーヒーの風味を保つためには、なるべく空気に触れる時間を短くする必要があります。

空気にふれる時間が長いと、酸化して風味が悪くなります

そのため挽いた状態(粉コーヒー)ではなく、豆のまま密閉できる容器にいれて保管します。

コーヒー豆を入れたガラス瓶

美味しく飲める期間は、粉のままだと約1週間、豆の状態だと約1カ月間ぐらいです

コーヒー豆を挽く

コーヒー豆は飲む直前に挽きます。

僕は手で回すタイプのコーヒーミルを使用していますが、うまく回さないと粉の細かさにムラができる(=味のムラにつながる)ので、全自動タイプのコーヒーミルもオススメです。

コーヒーミル

また、抽出方法によって最適の細かさが異なります。

今回紹介するドリップコーヒーの場合、中挽き中細挽きがオススメです。

ミルで挽いたコーヒー豆

コーヒーメーカーで淹れる

あとはコーヒー粉と水をコーヒーメーカーに入れて、スイッチを入れるだけ。

デロンギ社のコーヒーメーカーkMix

僕が使っているのはデロンギ社のkMix。10年以上前に購入しましたが、まだ現役です。

kMixはドリップ方式のコーヒーメーカーです

デロンギはドリップ式やエスプレッソ式など、さまざまな種類のコーヒーメーカーを販売しています。

エントリーモデルからハイスペックモデルまで揃っているので、どんな方にもオススメです!

完成!

スイッチを入れて数分待てば完成です。

コップにそそぐ前に前もってコップをお湯で温めておくと、より美味しく飲めます!

ブラックコーヒー

 

豆を購入する

コーヒー豆はスーパーマーケットでも手に入れられますが、なるべくコーヒー豆専門店での購入がオススメ。

さまざまな銘柄を購入することができ、店によっては挽きかた(粉の細かさ)を選ぶことができます!

僕は家の近くにKALDI(カルディ)があるので、そこで購入することが多いです。

KALDIは正式名称の『KALDI COFFEE FARM』の名前のとおり、もともとはコーヒー販売メインの会社でした

近くにカルディーやコーヒー豆を売っている店が無ければ、オンラインショップでの購入がオススメ。

さまざまな種類があり、ギフトも販売しています!

 

コーヒー豆はさまざまな銘柄(ブランド)があります。

自分の好みがわからなければ、まずは酸味と苦み、コクのバランスが良い

  • ブルーマウンテン
  • ブラジル
  • ツッカーノブルボン

あたりがオススメです。

僕はツッカーノブルボンを購入することが多いです。

カルディのツッカーノブルボン

 

まとめ

今回の内容をまとめると、おいしく飲むためのコツは

  1. 好みの豆(銘柄)を知る
  2. 酸化させないように保管する
  3. 抽出方法に合った焙煎・挽き方を選ぶ

の3点です。自分の好みを知るためにも、さまざまな銘柄を試してみましょう!