料理は得意になりたいけれど思い通りにいかなかったり、そもそも料理をやったことが無くキホンすらわからないこともありますよね・・・
僕も昔は得意ではなく、見た目・味ともにイマイチでした。
しかし現在は(男性としては)かなりできる方だと思っています!
今回は僕が今までに身につけた料理のキホン、および美味しく作るコツについてお伝えします。
僕の料理歴
僕がはじめて料理をしたのが中学生の時。
部活が終わって帰宅後、晩ごはんの時間まで空腹に耐えられなかったので自分で雑炊やチャーハンを作って食べていました。
大学時代は飲食店でアルバイトをしていたので、ここで包丁の使い方や味付けについて学びました。
料理はみそ汁や茶わん蒸しなど和食がメイン。卵も片手で割ることができるようになりました。

ここでキホンを身につけたんだね
社会人になってからは親元で暮らしていたので、しばらく作る機会がなかったものの、結婚後は早く帰宅した方が夕食当番だったので作る機会も増えました。
また、数年間は主夫をやっていたので毎日のように料理をしていました。
麻婆豆腐や竜田揚げ、鶏のサッパリ煮などの料理も作れます!
料理のキホン
まずは料理の基本的なことについて説明します。
調理方法
おもな調理方法は焼く・蒸す・煮る・揚げるの4つ。
野菜の場合は生のまま食べることも多いですが、アクが強すぎたり、生で食べるには固すぎるものは調理して食べます。
栄養素を逃さないようにしたいなら、蒸すか生のままがオススメです。
調味料の役割
調味料は砂糖や塩などさまざまありますが、よく使うものについて紹介します。
砂糖
料理に甘みを付けたり、コクを足したりします。
砂糖にもいろいろな種類があり、通常使うのは上白糖。
煮物など料理にコクを出したい場合は黒糖や三温糖を使います。

塩
料理に塩味を付けたり、食材から水分やぬめりを除くために使います。また、殺菌や防臭効果もあります。
おもにサラサラの食塩と、湿り気のある粗塩(あらじお)があります。
粗塩はミネラル分が多く含まれているので材料に下味をつけたり、塩味を前面に押し出したい料理の場合にオススメです。
酢
料理に酸味を加えたり、塩味を柔らかくするのに使います。
また、肉を柔らかくしたり、魚の臭みを抑える効果もあります。
醤油
料理に塩味や深みを与えるために使います。
薄口醤油と濃口醤油がありますが、濃口醤油は香りの強さとコクに特徴があるため焼き物など幅広く使います。
これに対して薄口醤油は塩味は強いものの色が薄いのが特徴。つゆの色を濃くしたくない吸い物や、煮物などに使用します。
このほかにもたまり醤油があります。
たまり醤油はとろみがある醤油で、濃厚なコクがあるので煮物や卵かけごはんに使うのもオススメです。
味噌
料理にうま味やコクを追加したい場合やまろやかにしたい場合に使います。
製造方法や熟成期間によって赤味噌・白味噌、作る際に使われる麹(こうじ)によって豆味噌・米味噌・麦味噌などに分類されます。
赤味噌は濃厚な味わいが特徴なので煮込み料理、白味噌は甘みが特徴なので味噌和えや焼き魚などで使われることが多いです。
また、上記の5つの調味料は『料理のさ・し・す・せ・そ』と呼ばれています。
これ以外にも使うことが多い調味料は次の2つです。
酒
飲む用の酒(清酒や焼酎など)ではなく、おもに料理酒として売られている酒です。
料理にコクを出したい場合や、うま味を加えたい場合に使います。
また、味の浸透を良くしたり食材の臭みを抑えるために下味をつける時に使うことも多いです。
みりん
料理に甘みやコクを加えるために使います。
また、煮物にツヤを出すためにも使われます。
火かげん
IHコンロであればカンタンに火かげんを調整できますが、コンロタイプの場合は自分で調整する必要があります。
レシピに載っている火かげんは下記を参考にしてください。
弱火 :火が鍋やフライパンの底に付かないぐらいの強さ
中火 :火が鍋やフライパンの底に付くぐらいの強さ
強火 :火が鍋やフライパンの底全体に広がるぐらいの強さ
料理する時の注意ポイント
料理する時に、まず注意しなければならないのは調味料を入れる順番。
先ほど『料理のさ・し・す・せ・そ』についてお伝えしましたが、基本的にはその順番で入れます。
これに加えて酒は一番最初、みりんは一番最後に入れます。
まとめると次の順番です!
酒&砂糖 → 塩 → 酢 → 醤油 → 味噌&みりん
また、煮たり焼いたりする場合は食材の大きさや入れる順番に注意。
なるべく大きさをそろえ同じタイミングで鍋やフライパンに入れますが、難しい場合は大きいor厚い食材を先に入れ、あとですぐに火が通る食材を入れます。
料理で使うことが多い肉は牛・豚・鶏の3つ。
このうち、豚肉や鶏肉は中までシッカリと火を通す必要があります。
豚肉や鶏肉はサルモネラ菌などが肉の内部に潜んでいることが多く、生焼けの状態で食べると健康に大きな障害が発生する事例が報告されています。
やってはいけないこと
料理の上達の目指すときに、やってはいけないことがあります。
それはレシピ通りに作らないこと。
はじめはレシピ通りの材料、および分量で作るようにしてください。
まずは家庭にある食材、調味料でできる料理をなんどか作って手順をシッカリ覚えます。
そのあとで人数に合わせて分量を増減したり、無い食材を別の食材に置き換えます。

何ごともキホンが重要!
あると便利なアイテム
料理する時には包丁、まな板、ボウル、ざるは必須ですが、その他にもあると便利なアイテムを紹介します。
ピーラー
野菜の皮をむくためのものです。
包丁でむくこともできますが、慣れないうちは皮が必要以上に厚くむけてしまったり、包丁で指を切ったりすることも。
無駄なく食材を利用できるので、脱ビギナーしたあともオススメです。
おろし金
ニンニクや生姜をすりおろしたり、大根をすりおろすのに使います。
キッチンタイマー
レシピに書かれている焼く&煮る時間をはかったり、乾麺をゆでる時間をはかるのに使います。
無印良品のキッチンタイマーは直感的な操作が可能で、汚れた手でもアラームを止めやすいのでオススメです。
計量カップ
調理に使う水や調味料の量を量るために使います。
レシピはCookpadが便利
「作りたい料理があるけれど、作り方がわからない・・・」という場合はCookpad(クックバッド)がオススメ。
350万を超えるレシピが登録されており、使う食材から作ることができる料理を調べることもできます!
料理教室に通ってシッカリ覚える
自分で試行錯誤しながら料理スキルをアップするのも楽しいですが、短時間でうまくなりたいなら料理教室がオススメ。
スポーツジムを運営するライザップが運営する【RIZAP COOK】 なら、マンツーマンでのレッスンなので上達が早いです。
また、スキルや目的に応じたプログラムを作成してもらえ、自宅でも復習できるオンラインレッスンも可能。
盛り付けや片付けについても教えてもらえるので、日ごろから料理をしている方にもオススメです!
まとめ
料理はキホンさえわかっていれば、応用しだいで何でも作ることができます。
慣れてきたら冷蔵庫にある余りもので一品つくってみましょう。
また、料理は作って終わりではなく片付けるまでが料理。忘れずにシッカリと行いましょう!